居抜きの話

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3月末にコロナの影響の先行き不透明に手を打たなければと、原宿の大家さんに契約書解除を依頼。

辞めたくない気持ちが強くあり、次が見つからないように不動産屋にスケルトン返しを募集条件にしたらを3ヶ月内見0。

移動先を見つけて、居抜きで応募した途端、内見6件内4件応募。人気物件に。

応募者は皆さまヘアーサロン

コロナの影響で、借り入れが簡単で6年据え置き無利息無担保。助成金の補助もあり、潤っているそう。

結局、次に決まったのは元々一緒に働いて、独立した方。

決まった途端、20日間で出ていくことになり、テナント契約6ヶ月の2ヶ月前に前倒しになったのは良かったのですが、引っ越してんやわんや。かなり、スタッフに負担かけてしまってしまう。

やっと、引っ越しから落ち着いた4ヶ月後、今度は引っ越し先に居抜きの話。

元々、今回の引っ越し先を居抜きで募集出していたのをすっかり忘れていたので内見が来てしまった。

内見に現れたのはGo Todayのマスクをした人。2件隣りが先週辺りから内装工事が始まりそこに出店するシェアサロン。うちと斜め1Fのところも居抜きの話が来ているそう。

こんなに好条件の美容室が周りに。

この美容室激戦時代に私は対応できるのか。

リニューアル、閉店に比べれば出店は簡単。今は縮小して美容室の質を高めて、見直し出直す時期ではないか。

斜め向かいの本店に皆が移動してくれれば、毎月100万以上の維持費が浮けば、集客の必要な美容師のためにホットペッパーの掲載費55万に当てれるのでは。

可能性を張り巡らせていたら頭がまわらなく、スタッフに相談すると、どうしても移動したくない、移動するならやめて皆で店を出しますとの結論に。

更に問題を抱えてしまう。

スタッフと話し合ってわかったことはもう独立出店する時期になっているということ。これは止められない。

今直ぐにでも、閉店してしまえば移動期間が短すぎ、本店に移動するしかなくなるかもしれない。それか、今なら皆でシェアサロンに移動が簡単。焦って、仲介に電話してみる。

直ぐにで居抜き契約できるとのこと。12月いっぱいで移動?コロナ過の経済悪化を理由に正当化もできる。好条件の閉店にかけるか。

ただ、これを押し通してしまうと最悪(本店閉店、失業)の結末は防げても最悪の仲間割れになってしまう。経済を取るか、モラルを取るか、人生の選択、どっちも正しいだけに迷う。

とりあえず、性分に合わせ、居抜きはやめた。

これが吉と出るか凶とれるかはこれから



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